「けものフレンズ3」ストーリー解放年表
【最終更新:2023年12月23日】
ストーリーで迷わない“地図”としての「年表」
こんにちは、たこかいなです。
私が沼にはまって久しい「けものフレンズ3」、気づけばサービス開始から3年半を越え、入れ替わりの激しいソシャゲの世界ではロングランタイトルの部類に入りつつあります。ファンとしては嬉しい限りです。
メインストーリーは昨年11月より第3部(シーズン3)に突入しており、多くの隊長さんが次のストーリー展開を心待ちにしている状況です。
\いよいよ公開間近!/
— けものフレンズ3@公式アカウント (@kemono_friends3) November 7, 2022
メインストーリー3部0章がいよいよ公開間近!
ジャパリパークにやってきた新たな少女...
無垢の光が、パークに更なる輝きをもたらす。
新しいストーリーをお楽しみに♪#けもフレ3 #けものフレンズ pic.twitter.com/vbb2p4YeDI
ここ最近はCMなども積極的に展開したり、さらに3月からは繁体字版(台湾、香港、マカオ向け)アプリもリリース。様々なきっかけで「けものフレンズ3」を知った新米隊長さんが増えてくれることを願っています。
そんな一人の隊長として、何度でも、そう何回だってお伝えしたいのが「けものフレンズ3」のストーリーの素晴らしさ。
明るく強く優しいアニマルガール(フレンズ)たちが、優しくも厳しい“ジャパリパーク”を舞台に奮闘する、笑いあり涙ありの物語。もっともっと多くの人に触れてもらいたいという気持ちは、私に限らず多くの先輩隊長さんの共通の願いではないでしょうか。
実は、そのストーリー本編を追うのが意外と一筋縄でいきません。
クエスト画面に一番大きく表示されている「メインストーリー」以外にも、本編の一部と言えるような重要な物語が散りばめられているのです。
そんな複雑なもの、よく既存のプレイヤーはついていけてるね?と思われるかもしれませんね。
ストーリーはサービス開始当初から少しずつ追加されてきました。それがメインストーリーであろうと期間限定イベントであろうと、配信された順に楽しめば迷うことなく進んで来られたのです。
一方、現在のアプリの中で「次はこのクエストだよ!」という指示はありません。もちろんメインストーリー単体では存在するんですけど、このタイミングでサブストーリーを読むといいよ、みたいな情報は示されません。
今から始める隊長さんにとっては、どういう順序で進めるかわからなかったり、そもそもそんなサブストーリーの存在に気付かずスルーしたりする難しさがあるわけです。
この問題、公式がサポートしてくれる気配はありません(なぜだ)。
そこで私個人が勝手にできることを考えた末に生まれたのがストーリー解放年表です。
物語が公開された順番どおりに読み進めれば、サービス開始当初からプレーしている隊長さんと同じ体験ができますよね。
そしてやはり、その順番でストーリーを追ったときに最大の効果を発揮するよう、シナリオも練られているように感じます。
3年近い時を経てすっかり広くなり、選べる選択肢も増えてきた「けものフレンズ3」の物語世界。その中で迷わないよう、順路を示す“地図”として活用してもらえると嬉しいです。
念のため付記しますが、そのとおりに進めないと理解できない…というほど難解なストーリーではありません。
サブストーリーで語られてた話題が本編で出たときに「何の話だろう?」ってならないとか。「あ~あれが伏線だったのね」って気付けるとか。そのくらいの差ではあります。
ですから、年表通りに進めるもよし、敢えて違う順序もよし。あくまで楽しみ方の一つの形としてご覧ください。
なお、ネタバレには配慮したつもりですが、もしお気づきの点ががあればご指摘ください。
物語の在り処(操作方法)
年表をお見せする前に、具体的にどう操作すれば各ストーリーにたどり着けるのか、図解しましょう。
メインストーリーと「アライさん隊長日誌」
クエスト画面の「メインストーリー」は言うまでもないのですが、その右にある「アライさん隊長日誌」が、本編と並行して進むサイドストーリーとなっています。
また、「メインストーリー」のパネルに左右の矢印がついていますね。クエストを進めていくと解放され、物語のシーズンを選択できるようになります。
2023年5月時点で物語はシーズン3の途中まで進んでいます。対比するように、チュートリアル直後から遊べる無印のメインストーリーはシーズン1と呼ばれています。
これに加えて「セーバルぶらり旅」というもう1つのストーリーも、この矢印で選択して楽しめます。
イベントストーリー
「けものフレンズ3」は、過去に開催されたイベントのストーリーを全て閲覧することができます。
イベントストーリーは単独で物語が完結していて、キャラクターや世界観を掘り下げる手助けになっても、本編とは直接関係しないのが基本です。
しかし、メインストーリーを余すことなく楽しむうえで絶対に見ておくべき(と私が考える)イベントストーリーが1つだけあります。詳しくは年表をご覧ください。
その他にも、今でも語り草となっているイベントストーリーも数多くあり、ここを読むだけでもかなり長い時間楽しめると思います。
お時間のある時に是非目を通してみてください。
ストーリー解放年表
お待たせしました、下図が「けものフレンズ3」メインストーリー解放順序年表(2023年12月23日バージョン)です。
非常に細かくて読みづらいので、以下、部分ごとに区切って解説します。
リリース直後
2019年9月24日のサービス開始時には、メインストーリーの1章・2章のみが公開され、その2週間後にメインストーリー3章および「アライさん隊長日誌」1章が公開されました。
メイン3章クリアで「アライさん隊長日誌」が解放されるので、実質的にはその順序で解放されたと言っても良いかもしれません。
2019年末~2020年前半
大体1か月おきに、メインストーリーと「アライさん隊長日誌」の新章が交互に公開されていきます。
「アライさん隊長日誌」は、その名の通りアライさんことアライグマが主人公で、ドールたち探検隊が活躍するメインストーリーと並行して進む、サイドストーリーです。
アニメ1期「けものフレンズ」をご覧になった方は、サーバルとかばんちゃんをアライさんとフェネックが追いかけ続ける構図を思い浮かべていただければ、何となくイメージが湧くのではないでしょうか。
この2つは必ずしも交互に読み進めなくても十分楽しめると思いますが、いずれ交わっていくので、ある程度は進み具合をそろえておくのがおススメです。
シーズン1クライマックス
シーズン1も大詰め、各シナリオも絡みあいながら進行していきます。
このパートは是非おススメしたい順序がありまして、年表通り
- メインストーリー8章
- 「アライさん隊長日誌」6章
- 「アライ隊長は止まらない、のだ!」(過去イベントから読む)
- メインストーリー9章
です。
まず8章に続き、「アライさん隊長日誌」最終章である6章が公開されました。
そしてそのわずか4日後、シナリオイベント「アライ隊長は止まらない、のだ!」が公開されます。
明らかにこのタイミングを意図して開催されたイベントで、ストーリー全体にとっても非常に重要な意味合いを持つ物語が展開されます。先述した、「欠かすことのできない唯一のイベントストーリー」とはこれのことです*1。
是非シーズン1完走と前後してチェックしてみてください。
なお、シーズン1の8章・9章は前後半の2パートにわけて配信されました*2。
分けるだけあって、それまでの章よりボリュームもかなり多めです。覚悟の準備をしておいてください(?)。
「セーバルぶらり旅」
「セーバルぶらり旅」は、シーズン1の4章をクリアすると解放されます。クエスト画面の「メインストーリー」ボードにある矢印で切り替えて選択できます。
サーバルそっくりのセーバルが主人公として活躍し、シーズン2への導入のようなストーリーとなっています。
1章が公開されたのはシーズン1・9章が公開されるよりも前。その後、シーズン1が完結してから2章~5章が公開されました。
お話そのものは独立しているため、シーズン1を終えてから進んでも特に支障はないかなと思います。
シーズン2
「セーバルぶらり旅」完結に続き、シーズン2がスタートしました。
0章(!)から始まり、シーズン1のクライマックス同様、一部の章を除いて前後半にわけて配信され、2022年8月に公開された7章で完結となりました。
なお、ちょっと驚くのが、シーズン1では一本道だったクエストが、シーズン2では枝分かれしていること。
画面下半部のストーリー本編から、上に「カコ編」という別のシナリオが伸びており、1話クリアするごとに2つずつ解放されていきます。
「カコ編」は同時進行のサイドストーリーで、本編とからみ合う場面も多いのですが、好みの順番で読み進めて問題ないと思います。
私が見ている感じでは、本編をひととおり済ませてからカコ編を読み進める人が多い印象です。
シーズン3
シーズン3は2022年11月に0章、2023年2~3月に1章、5~8月に2章、そして10~12月に3章が公開されました。
2~3ヶ月間隔の、これまでのシーズンよりかなりスローペースなアップデートとなっています。
先を早く見たい隊長さんにはもどかしい(?)日々が続きますが、そこはグッ!とこらえて、今後の展開に期待しましょう。
おわりに ~私からのお願い!~
う~ん、読み方のための読み物というメタな文章なのに、めっちゃ長くなってしまいました。
スミマセン、短くまとめるの苦手で…
一人でも多くの人に「けものフレンズ3」の物語を共有したいという熱量の現れだと思って大目に見ていただければ。
最後に、これから始めようか迷っている人、読み始めたけど続けるかどうか迷っている人に、私からのお願い。
ここまで進めて良いストーリーだと思えたならば、きっとその後の展開もあなたを裏切りません。お約束します。
ですから何とぞ。騙されたと思って。ね?
*1:本編に絡んでくるシナリオイベントは1つじゃないだろう、というご指摘もいくつかいただいています。
たとえば「桜舞うわいるど学校体験記」を読んでおくと、7章のとあるフレンズの隊長さんに対する呼称に違和感を持たなくて済むよ、とか。何なら最初のイベントにして今なお伝説の「ブラックジャガーパーク建設中!」でさえ、読んでおくと9章のセリフの見え方が少し違ってきますしね。挙げれがキリがないくらいすべてが絡みあっているのは事実です。
それでも「アライ隊長は止まらない、のだ!」が唯一無二なのは、完結した「アライさん隊長日誌」とメインストーリーを繋げるリンクとしての役割を担っていること。特別な存在であるあの子がなぜ特別なのか、このイベントを読むことでわかる構成ですので。ネタバレなしでこれ以上説明するのは難しいのですが…
年表をゴチャつかせたくないという意図もあって、ここでは1個に絞っています。ご了承ください。
*2:メインストーリーは1章あたり12話で構成されていますが、前半が1~6話、後半が7~12話です。このことも知っておくと「あ~リアタイ隊長さんたちはここで続きが配信されるのを待たされたんだな」とわかり、当時の隊長さんたちと同じ気持ちが共有できる…かも?(笑)
「けものフレンズ3」シーサーバル道場・プレー中何を考えてたか書き出してみた
シーサーバル道場、全然わからん!という方へ
『けものフレンズ3』のシーサーバル道場、どうやって好スコアが出せるのか全く見当もつかない…といった主旨のつぶやきを少し前に見かけました。
確かに、ちゅーばー(400万すごい!超え)でさえ高いハードルに思える中、ランカーの皆さんは1000万2000万越え当たり前。あまりの差に、どうやってそんな数字を出せるのか?やはり金の力なのか?!と諦めてしまうのも無理もない。
僕自身そういう一人でしたが、ランカーの皆さんの立ち回りやwiki情報などを研究、あるいは教えを請うたりして、今ではそこそこ安定してどの曜日でもちゅーばー超え、曜日によっては1000万越えられるかな…くらいの隊長さんになりました。
このようにしてかき集めたノウハウって、誰かの役に立つのではないか?と思ってこのエントリーを書きました。
この記事は、僕自身の実際のプレーをサンプルとして、どんなことを考えて準備・立ち回りをしたかを書き記したものです。
具体的には2021年8月25日の水曜道場、僕が初めてこの曜日で1000万すごい!を超えた日のプレー記録です。
待って!「そんな編成ウチじゃできない」ってあきらめて閉じないで!
僕自身は課金者ですが、無課金・微課金の方でも知っているとスコアが伸ばせるヒントをできるだけ盛り込んでみたつもりです。
せめて下記記事中の赤文字部分だけでも拾い読みしてみてください。
- ちゅーばーのあかしに手が届くようになりたい!
- でもスコアを伸ばすコツが全然わからない!
- どうせならシーサーバル道場を楽しくプレーしたい!!!(←だいじ)
といった思いを持つ方の一助となれば幸いです。
チーム編成
我が隊のチームメンバー、フォト構成はこの通り。
隊長スキルは「みんなでアタック」(Lv10)を使っています。
マンモス
フォト構成 | ||
★蛇の王 Lv70 ★みゃみゃみゃミラクル! Lv70 |
||
Lv:90 野生解放Lv:4 ミラクルLv:4 フォトポケ数:2 |
役割:アタッカー兼バッファー ミラクル発動順:3番目 初期待機スキル状態:OFF |
けものミラクルで相手をひやひや状態にし、後続アタッカーのダメージ量を増加させる役割。イッカクと【ぷろげーまー】キタキツネ(キセキ解放済み)の能力を最大限に生かす。
自身のミラクルは全体攻撃なこともあって、それほどの威力はないが、フォトで攻撃力を上乗せしている。
イッカク
フォト構成 | ||
★オフショット Lv70 ★これがオレの! Lv70 ★ごくさいしき Lv70 ●誇りを手に!!! Lv50 |
||
Lv:97 野生解放Lv:4 ミラクルLv:4 フォトポケ数:5 |
役割:エースアタッカー ミラクル発動順:5番目 初期待機スキル状態:OFF |
すべてのバフを受けてけものミラクルを放ち、最大ダメージをたたき出す役割。
ひやひや状態の相手に追加ダメージが入る効果を狙う。
持たせているフォトも完全に攻撃型。
カンザシフウチョウ
フォト構成 | ||
★大海を往く Lv70 ★しあわせのうたごえ Lv70 ★隊長さーん! Lv70 ★おいしい差し入れ Lv60 |
||
Lv:90 野生解放Lv:4 ミラクルLv:4 フォトポケ数:6 |
役割:バッファー/ダメージ引受け ミラクル発動順:1または2番目 初期待機スキル状態:OFF |
フォト「大海を往く」の効果で敵の攻撃を集中的に受ける、ちょっとかわいそうな役割。
「誇りを手に!!!」「オフショット」等、他メンバーに持たせたHP残量が多い時のみ発揮されるフォトの効果を守るのが主な目的。
自身のフォトはHP回復や守り重視。MP補給もかなり意識している。
【ぷろげーまー】キタキツネ
フォト構成 | ||
★しあわせのうたごえ Lv70 ★紅葉狩 Lv70 |
||
Lv:97 野生解放Lv:4 ミラクルLv:4 フォトポケ数:2 |
役割:バッファー ミラクル発動順:1または2番目 初期待機スキル状態:ON |
キセキ特性「の味方がひやひや状態の相手に与えるダメージが40%増加」がとにかく強力。
たいきスキルで味方全体のMPを増やせるのもかなり重宝する。
このキタキツネとイッカクが組んだ時のパワーがウチの探検隊の強みなので、その2人を活かすために残りの編成を決めていると言っても過言ではない。
フォトはMP補給と全体の攻撃サポートが主な目的。
ライオン
フォト構成 | ||
★みゃみゃみゃミラクル! Lv70 ●誇りを手に!!! Lv46 ★本気のきーっく Lv70 ★参ります! Lv70 |
||
Lv:91 野生解放Lv:4 ミラクルLv:5 フォトポケ数:10 |
役割:アタッカー兼バッファー ミラクル発動順:4番目 初期待機スキル状態:OFF |
ひやひや状態の敵に対して自らも大ダメージを与えつつ、けものミラクルの追加効果でイッカクのダメージ量をさらに増幅させる役割。
初期恒常フレンズでフォトポケが多く開いているのも採用の理由。攻撃力重視でフォトを持たせているが、「参ります!」は正直もっと他にいいのがあった気がする(笑)。
フラッグ枚数は Beat-Action-Try が 10-10-5 というかなり偏った構成。
けものミラクルの準備を早めに済ませ、Beatコーラスで大ダメージを稼ぐ方針となる。
一方、プラズムチャージによるダメージ量の上乗せはほぼ期待できない。
プレー立ち回り
さて、頑張っていきましょ~
ターン1
出現フラッグ | 残フラッグ数 | 与ダメージ | 137651 | |
B | B | 10→9 | ||
AAAA | A | 10→6 | 累計ダメージ (すごい!) |
137651 |
TT | T | 5→3 |
ターン2
出現フラッグ | 残フラッグ数 | 与ダメージ | 146434 | |
BBBBB | B | 9→4 | ||
A | A | 6→5 | 累計ダメージ (すごい!) |
284085 |
T | T | 3→2 |
ターン3
出現フラッグ | 残フラッグ数 | 与ダメージ | 168299 | |
BBB | B | 4→1 | ||
AAAA | A | 5→1 | 累計ダメージ (すごい!) |
452384 |
T | 2→2 |
ターン4
出現フラッグ | 残フラッグ数 | 与ダメージ | 158785 | |
BB | B | 10→8 | ||
A | A | 10→9 | 累計ダメージ (すごい!) |
611169 |
TTTT | T | 5→1 |
ターン5
何のバフもない単発ミラクルだと、与ダメージ量は40万程度。
出現フラッグ | 残フラッグ数 | 与ダメージ | 573296 | |
BBB | B | 8→5 | ||
AAA | A | 9→6 | 累計ダメージ (すごい!) |
1184465 |
T | T | 1→0 |
ターン6
出現フラッグ | 残フラッグ数 | 与ダメージ | 211317 | |
BBB | B | 5→2 | ||
AAAA | A | 6→2 | 累計ダメージ (すごい!) |
1395782 |
T | 0→0 |
このターンでフラッグのデッキが残り4枚となったので、再び出現済みフラッグがシャッフルされてデッキに戻される。
敵の反撃。ここで大技が発動するのは予定どおり。
そこそこダメージも大きいが、何とか全員HP半分以上で耐えている。
ターン7
キタキツネのけものミラクルはLv4なので、本来は与ダメージ量23%+13%UPなのだが、Beatフラッグで発動したことにより+1されてLv5相当(25%+15%UP)となっている。
出現フラッグ | 残フラッグ数 | 与ダメージ | 208766 | |
BB | B | 10→8 | ||
AAAAA | A | 10→5 | 累計ダメージ (すごい!) |
1604548 |
T | T | 5→4 |
ターン8
さあ、収穫の時間だ!
まずマンモスのけものミラクルでひやひや状態にさせ…
ライオンのミラクルでさらに被ダメージ量を増加させて…
仕上げにイッカクがどーん!!!
3人合わせて7726615ダメージ。あー気持ちいい。
出現フラッグ | 残フラッグ数 | 与ダメージ | 8186815 | |
BBBBB | B | 8→3 | ||
AA | A | 5→3 | 累計ダメージ (すごい!) |
9791363 |
TT | T | 4→2 |
ターン9
出現フラッグ | 残フラッグ数 | 与ダメージ | 564776 | |
BBBB | B | 10→6 | ||
AAA | A | 10→7 | 累計ダメージ (すごい!) |
10356139 |
TT | T | 5→3 |
通常、使用済みフラッグは3ターン周期でデッキに戻されるが、7・8・9ターン目とたて続けにおかわりをたくさん使ったことで1ターン早く戻されている。
ターン10
今度のキタキツネミラクルはBeatフラッグではないので、通常のミラクルLv4相当(23%+13%UP)となっている。
出現フラッグ | 残フラッグ数 | 与ダメージ | 273360 | |
BBB | B | 6→3 | ||
AA | A | 7→5 | 累計ダメージ (すごい!) |
10629499 |
TT | T | 3→1 |
はいおつかれさまでした~
参考にしているサイト
編成を考える時、私はメインで「けものフレンズ3ツール」を活用させていただいてます。
「フレンズ検索」のページでは属性等による絞り込みをかけて一覧表示できます。
フィルターで絞り込みををかけた後に、「ひやひや」「ズキンズキン」などのキーワードをページ内検索して、相乗効果のあるフレンズの組み合わせや、たいきスキルの使い方を検討したりしています。
「フォト検索」は画像がなくフォト名だけの記載なので、かなりフォトを熟知している人向けかも。
なお、トップページに「曜日関連Tips」としてシーサーバル道場の敵の行動が見られます。コンパクトにまとめてある分、全情報が網羅されているわけではないので、プレー中にチラ見する覚え書きとして利用するのがオススメ。
さらに詳しい情報を知るには「アプリ版けものフレンズ3wikiなのだ!」がお勧めです。
「シーサーバル道場」の項目にはマジムンの行動のみならず、攻略に向いたフレンズやそのシーズン固有の特殊行動対策などが事細かにまとめられています。
「効果別フォト早見表」は画像つきなので、自分の手持ちのフォトから効果を探す際には便利かも。
高スコアを目指すなら、「TIPS」の項目もざっと目を通してみることをおススメします。
情報量が非常に多く、ぱっと見で把握するというよりじっくり読むためのサイト、というのが私のイメージです。主にプレー前の予習に活用させていただいています。
おわりに
以上、道場プレー1回分をザッとまとめて、参考サイトについても簡単に記載してみました。お役に立つ情報はありましたでしょうか。
当初はもっと系統立ててコンパクトな情報にしたかったのですが、盛り込みたいことが多すぎて上手くまとめきれず、また皆さんが知りたい情報が何なのかわからなかったこともあって、まずはプレー記録をそのまま記事にする形をとりました。
この記事をお読みになってもっと詳しく知りたい!という点がありましたら、是非ご意見をお寄せください。今後さらに記事を書く際の参考&私自身への励み(←だいじ)にさせていただきます。よろしくお願いします。
*1:今シーズンの水曜道場限定の話なので本編では触れませんでしたが、一応補足。
このマジムンは6ターン目に自分自身をルンルンきぶん状態にする行動を持っています。ルンルンきぶん状態になるとデバフが一切効かなくなるため、道場スコアの大幅ダウンは避けられません。
対抗策として、ルンルンきぶんを解除する方法(ハシブトガラスのけものミラクル等)のほか、敢えて6ターン目にマジムンに大技を撃たせてルンルンきぶん状態になる行動を上書きし、発動させなくするというテクニックがあり、私はこちらの戦術を採用しています。
6ターン目に大技を撃たせるには、6ターン目まで確実に3発ずつ攻撃を相手にヒットさせ、かつ相手を行動不能にさせず確実に反撃させる必要があります。キタキツネやライオンのBeatによるくらくら状態が発動してマジムンが反撃できないと計画が崩れるので、どうしても避けなければいけません。
なおイッカクBeatも低確率で相手をひやひや状態にする(大技の発動を封じる)効果があるため、大技を撃ってほしい6ターン目には使うことができません。
*2:いま思えば、エースを7ターン目に前列に出さざるを得なくなっていたかもしれない行動でしたね、5ターン目のイッカク単発ミラクルは。なかなか危ない橋を渡ったものです。
ただ運も味方につけないとスコアは上がらないのも、道場のシビアなところ。
仮にチャレンジが失敗しても「今日は運が悪かった、次は成功するだろう」くらいのポジティブな気持ちでどんどん攻めていきましょう!
「主戦場対抗大喜利フェス2019」没ボケ全部晒す(その3)
またまたお邪魔します。
主戦場大喜利フェス2019の準決勝敗退に際し、私たこかいなの血と汗と涙の記録(わら)をここに記しております。そうです自己供養。生前葬。南無南無。
前回のエントリーで、本選リーグを勝ち上がり決勝トーナメントに駒を進めるところまで書きました。そちらの記事はこちら。→その1 その2
今回のエントリーは最終回、決勝トーナメント進出から準決勝敗退までの血と汗と(略
回答候補は、Googleドキュメントでメモを残しながら考えている自分の記録のまんまコピペです。記号はこんな意味合いです。
- 「→」から始まるのが1つの回答候補です。
ついてない行は、前の行から改行されたひと続きの回答です。 - 「・」打ってあるのが自分としての有力候補
- 「○」が最終的に採用した作品
- 「△」は一度採用、投稿したけど上書きした作品
決勝リーグ 1回戦(グループC)
お題
透明人間になってまでする事か! 一体何をした?
回答
残り10分から点滅しだして受験生のあせりを誘う
結果:6位/16人(得票率0.93)
回答候補
→優先席で寝てる奴の耳元でささやいてトラウマにする
→本当に熱湯じゃないかチェックして上島に伝える
→風の役
→近づくと黙る用務員さんの鼻歌をフルコーラス聴く
→ガヤに立体感を出す
→ポンデリングが虚空を舞う監視カメラ映像
→うちが自動ドアだと友達に見栄をはった息子を救う
→自動ドアだと学校で見栄をはってしまった息子を救う
→息子が取れるまでイクラ軍艦をガードする
→社長の息子の前までイクラ軍艦をガードする
・→娘が取れるまで何周でもイクラをガードする
・→社長の娘が取れるまで何周でもイクラをガードする
・→都市伝説みたいなサービス残業
△→手元が見えにくい決まり手の解説
→手元が見えにくい締め技の解説
→歩行者信号を小学生に説明する
・→お見合いでもクチャクチャ噛む息子の口を閉じる
→卒業式にいたことにする
→従業員の忌憚なき意見を直接聞く
→どの角度からでも見えるAED講習
→風景を邪魔しないヌーの誘導
→人前では泣かないと決めたアイドルの号泣を見て一緒に涙を流す
→残り10分で点滅する試験官
→試験終了10分前から点滅する
△→残り10分から点滅して受験生の焦りを誘う
○→残り10分から点滅しだして受験生のあせりを誘う
→残り10分から点滅しだして受験の緊迫感を演出する
→残り10分から点滅して受験生のあせりを誘う
さあ、ここからは一発勝負。たった1つのお題で半数の人が脱落していきます。
恐ろしい。恐ろしいんだけど、下克上をする側であるアンダードッグにはむしろ好都合。さあサプライを起こしてやろう、ってなもんです。
これはもう、本当に1週間ずっと考えてました。
ちょっとひねったくらいの発想では完全に埋もれてしまうのは目に見えていたので、どれだけ意外性を出していくか。そしてその上でどれだけ自分のボケのキャラを出していくか。
「透明人間が点滅する」という発想は歩行者信号のボケで初めて出てきます。このボケ自体はまったく伝わらないだろうな~と思って不採用だったんですが、点滅という発想には可能性を感じていて、それが最終日に「試験監督がテスト終了間際に点滅しだす」という発想につながりました。
これはいけると思い推敲。タイムショックの後半戦とか、ウルトラマンのカラータイマーみたいなイメージで。
で、ふたを開けてみたらまさかの「点滅」でかぶるという…やっぱり決勝トーナメント、一筋縄ではいかない。
でも、その発想自体からもう半回転くらい転がした自分の方が優位に違いないと信じながら祈ってました。
結果は、おかげさまで何とか上位半分には食い込むことができ、次のステージへ駒を進めることができました。
いやしかし、やっぱりまったく油断なりませんこのステージ。当たり前だけど。
決勝リーグ 2回戦(グループB)
http://general.mods.jp/cgi-bin/fes2019/vote.cgi?no=84
お題
リコーダーを握りしめて号泣してる小学生「大人は汚ねえ、汚ねえよ…!」
彼に何があったの?
回答
ゾーンに入ると合わせてくれないタイプのピアニストだ
結果:7位/16人(得票率0.90)
回答候補
※表裏のあること
※→自分だけかと思ったら違った?
※→さっきと言ってることが違う?
※→人によって態度が違う?
※思ってもいないことを言う
※誇大表現
※出来レース、ダシにされた
→渾身の翼をくださいがアクセス稼ぎのAVコラに使われてる
→渾身の翼をくださいがMAD動画になってる
△→本当によくできた子には「よくできました」2回押してた
→本当によくできた子には「よくできました」に身体を書き足してライオンになってる
○→ゾーンに入ると合わせてくれないタイプのピアニストだ
△→ゾーンに入ると合わせてくれないタイプのピアニストだった
→どの産地のビーフにも「本場」って書いてる
・→抜けない剣のロケが終わったADが「つかれっしたー」と抜いて持ち帰った
→いだてんの人に握手しに行ったら物陰からNHKの集金が出てきた
→ヒカキンのへその緒で1000円とるのかよ
→1000円払わされてヒカキンのへその緒かよ
・→女子力みたいなニュアンスのデッサン力だ
→ほめ言葉が女子力しかない→女子力みたいなニュアンスでしか褒めてくれない
・→具体的に聞いたら女子力くらいの意味の「表現力」だった
→素人って言ってたのにこないだのビデオと同じ女だ
→今のはぜったい覚えてないときの「良かったよ」だ
→絶対に覚えてない顔で「良かったよ」と言われた
→Bメロまでしか吹いてないのに「サビが良かったよ」とか言う
△→一人だけ楽屋の違う素人がいる
→後継者がもう決まっている
・→ギャルが同じこと指摘したら直した
→スタッフが一口だけかじって「まっず」と言って捨てたの知ってる
→ネクタイの太さで決まるタイプの政治を見た
→「君が代ってアカペラっしょ普通」とYOSHIKIが言ったらみんな最初からそう思ってたって顔してる
・→あとでCG合成するゲストの歓迎とか無理すぎる
→20年ぶりの再会は計算が合わない
→「20年ぶりです」って台本どおり言ったら狙いに来たガキみたいに編集された
→友近に興奮して吹いた編集になってる
→異議があるたびに吹いてたら退廷させられた
これねー、かなり難しかったです。
何がって、お題に出てくる「リコーダー」をどう処理するか、その判断が。
もちろんお題に出てくる要素はできるだけ活かせるに越したことはないんですが、制約が増えて発想が縛られることと表裏一体です。
結果的に発想が似て、前回のように他の人のボケとかぶってしまうと、それは投票でマイナスに働きます。実際1回戦の結果が出たときに「かぶってなければもっと高い点入れてた」って声もいただきました。
そうすると、完全にリコーダーという要素を無視して「大人は汚ねえ」だけにフォーカスするという戦略もあるわけです。
何というか、なまじ長いこと大会に参加していると、周りのメンツがどう出るかみたいな読み合いの一つもしたくなってくるわけですよ。こじらせてますね。
で、自分はどうしたかというと、結局どっちにも定まらず、何となくどっちにも取れるようなボケで勝負しようかな~と考えてました。「一人だけ楽屋の違う素人がいる」って奴です。
出来レースって「大人が汚い」ことと直結するネタの1つなので、この程度のひねりでホントに大丈夫かなあ…と一抹の不安を覚えつつ。
でも、この回は〆切直前に答えを変えました。嫁ジャッジで。
ふだんは別居してる(仲悪いわけじゃないよ)妻にメッセージ送って意見を仰いでいるので、その前に自分で1個2個まで絞ってます。でも、この回はたまたま〆切のとき家に来ていたので、思考メモを丸ごと渡して見せる機会があった。
そしたら、「ゾーン」の奴が面白いと。面白いって言われるのは滅多にないことなので(笑)、これは賭けてみる価値があるかなということで変えました。「だった」より「だ」の方が面白い、というのも嫁意見です。有能。
結果は当たったようで、またギリギリではありますが上位半分に食い込んで、さらに先へ駒を進めることとなりました。
準決勝(グループB)
http://general.mods.jp/cgi-bin/fes2019/vote.cgi?no=89
お題
画像で一言
回答
私がどんだけ頑張ってもあの人がボディースーツで来たらチャラなのよね
結果:5位/8人(得票率1.07)
回答候補
→今日は脱出の気分じゃないなー
→やだ湿ってる方が重いわ、彼のこと思い出しちゃう
→何を着ていけばいいのかわからない、やっぱり宮廷料理人なんて無理だったんだわ私
・→査定0円て言われると売る気にも着る気にもならないわね、詰んだわ
・→やだあたしったらまだ紅しょうがのこと考えてる
→やだあたしったらまた紅しょうがのこと考えてる
→やだあたし、まだ紅しょうがのこと考えてる
△→やだあたし、また紅しょうがのこと考えてる
△→やだあたし、また紅しょうがみたいに足すことばっかり考えてる
△→「ジェニファーって紅しょうがみたいに足すよね~」って言われたの、あれ悪口だったのかしら
→「ジェニファーって紅しょうがみたいに足すよね~」って、あれ悪口だったのかしら
△→「ジェニファーって紅しょうがみたいに足すよね~」って、あれ悪口じゃね?
→「ジェニファーって紅しょうがみたいに足すよね~」って、あれもしかして悪口だったのかしら
→「ジェニファーって紅しょうがみたいに足すよね~」って、あれもしかして悪口じゃね?
→「ジェニファーって紅しょうがみたいに足すよね~」って、もしかして悪口だったのかしら
→「ジェニファーって紅しょうがみたいに足すよね~」って、もしかして悪口じゃね?
→「ジェニファーって紅しょうがみたいに足すよね~」って、もしかして褒め言葉じゃなかったのかしら
→「ジェニファーって紅しょうがみたいに足すよね~」って、褒められてなくね?
○→私がどんだけ頑張ってもあの人がボディースーツで来たらチャラなのよね
→ペアルックって読み合いが入るのね
→一人で好きな服着れるのと違って、デートって読み合いなのね
→恵まれない子ってのは何的になのかしら
→ゾロ目に合う服ってどんなのかしら。それよりゾロ目祝いってメジャーなのかしら
→三択目の腕が私にもあったらなあ
→最後のピザと同じ「どっちでもいい」だったわね、ジョン
・→それ最後のピザと同じ「どっちでもいい」だわね、ジョン
→今のは最後のピザと同じ「どっちでもいい」だったわね、ジョン
→ジョン、それ最後のピザと同じくらいの「どっちでもいい」よね
→その「どっちでもいい」は最後のピザと同じのだわね、ジョン
→その「どっちでもいい」は残ったピザと同じのだわね、ジョン
・→それ残ったピザのときの「どっちでもいい」だわね、ジョン
・→ダメだわ、お腹がへって女子力がわいてこない
→今日に限って女子力が降りてこないなんて
→恩赦される彼氏ってどんな服で迎えるものなのかしら
→恩赦で出てくる彼氏を迎えるコーデなんて何度ググってもわからないわ
・→恩赦の彼氏を迎えるコーデなんてわからないわ
→こうやって服を選んでる間も彼は拷問を耐えてるのね
→どうしちゃったの私、コーデの鬼と言われたあたしがまるでコーデの犬だわ
→あたしはリンダよ、決してリンダリンダなんかじゃない
・→こんな時ジョンカビラなら何ていうかしら
実をいうと私、このお題が出るまで決勝リーグ2回戦が「準決勝」だと思い込んでました。なんとなく16人で決勝やるもんだと思い込んでたもので。
まあだから何だというわけではないんですが、「最後だから好き放題やったる」って開放感たっぷりな気持ちだったのが「何とか次に進まねば」って守りモードに切り替わったのを覚えてます。
で、ここで苦手の画像お題です。どこかで来るだろうとは思ってましたけど…
回答候補の多さ(言い回しの推敲だらけ)や、一度投稿した△マークの多さからも、苦手意識が見て取れるのではないかと思います。
良く言えば努力の現れ。悪く言えば何が面白いのかわからずハマってる感じ。
そして、また今回も最終日に答えを変えました。
最終日まで「『ジェニファーって紅しょうがみたいに足すよね~』って、あれ悪口じゃね?」で行こうと思ってました。「気づけよ」ていうツッコミが期待できそうだなと思って。
ただ自信が持てず、またしても嫁に「どう?」って聞いてみることに。
もう家にいないのでメッセージでのやり取りですが、「・」のついてるのを7つ8つ送りつけた気がします。
そしたらもらった意見が「ボディースーツがちょっと面白い」と。
お、これは2回戦の再現あるか?と思い、彼女の意見に乗っかってみることにしたわけです。
正直、この切り替えの判断が良かったのかどうか、今でもわかりません。
実際このボケで、最終日に逆転されるまではボーダーラインの上にいたわけですし。
ただ、1回戦と同じパターンやらかしたのは投票が始まった瞬間に気づきました。似たタイプの回答かぶっちゃった。
そして、準決勝というこの期に及んで、自分の中で振り切った答えではない、無難なやつをチョイスしちゃったな俺、と少し後悔しました。
もちろんこのボケを考えたのも、意見を受けて判断を変えたのも自分。
妻にはアホな俺の趣味につき合ってもらって感謝しかないです。
でも、これで敗退したら悔いが残るよなー…
よし、決勝戦まで勝ち進んた暁には、今度こそ自分の信じる勝負手をぶつけてやるぞ。――そう心に決めていました。
残念ながらそれは叶いませんでしたが。
こうして僕の主戦場対抗フェスでの戦いは終わりました。
結果が出たうえで実際に悔いが残ったかというと、そうでもないです。それが自分の実力だと受け容れてます。そのくらい、やれるだけのことはやったなって気がします。
それに、特に一発勝負のトーナメントは半分は運…は言いすぎかもしれませんけど、上手く流れをつかんだ者の勝ち。たまたま自分にとっての追い風だったので、それを活かせてよかったなって感じです。
思えば1年前の「ボケクエスト3」はチームメイトの力で勝ち進み、いい思いをさせてもらいました。
チームメイトだった爽くんは今回決勝進出しています。マジでてっぺん取ってほしい。
あの当時から比べると、かなり自分も頑張れるようになった感触はあります。
これだけ大きな大会が次にいつあるかはわかりませんが、その時に力を発揮できるよう、また色んなサイトで(忘れないよ大喜利プラス)ボケ続けます。
なので、また皆さんいろんなサイトでお会いしましょう。
最後に一言。
決勝戦、みんな投票しようね!!!!!!!!!
「主戦場対抗大喜利フェス2019」没ボケ全部晒す(その2)
再びたこかいなです。再びって何だ。
主戦場対抗大喜利フェスで準決勝敗退したのを記念して(?)、これまでの個人的な振り返りをしています。
全3回のエントリーになる予定で、これは第2回です。第1回はこちら。
回答候補についてる記号の意味、もう1回書いときます。
- 「→」から始まるのが1つの回答候補です。
ついてない行は、前の行から改行されたひと続きの回答です。 - 「・」打ってあるのが自分としての有力候補
- 「○」が最終的に採用した作品
- 「△」は一度採用、投稿したけど上書きした作品
本戦リーグ( グループD)第1試合
http://general.mods.jp/cgi-bin/fes2019/vote.cgi?no=43
お題
「このティッシュ配りのバイト、他の奴らとは気合いが違うな」と思った理由
回答
初日はただじっと腕組みして人の流れを観察する
結果:2位/18人(得票率1.39)
回答候補
→目の前の交差点で起きた事故で倒れた人にもお一人様一個を貫く
→チョッキの内側にも装備してる
→右手を空けるために牛乳とパンを片手でいく
→1年ぶりに帰省した学生の顔も覚えてる
→目が燃えていて、もらったティッシュが少し焦げくさい
→配るティッシュがなくなった瞬間、困った顔の小学生に着ていたTシャツを破いて配った
→ノルマ達成後も居残りで配ってる。ティッシュは自費
・→ノルマ達成後は自費で配る
○→初日はただじっと腕組みして人の流れを観察する
→名刺交換の下に忍ばせる
→ノルマ達成後に現れた花粉症の子供に着ていたTシャツを破いて配った
→納得いくまで取り返して渡し直す
→すべての公園のドアをノックして営業する
→配るティッシュがなくなったら自腹で補充する
→無料で配送する(※離島を除く)
→川向こうに場所替えするときは頭上に載せて平泳ぎでいく
→10年ぶりの帰省なのに面影で覚えていた
→バックパックからストロー給水しつつ右手を動かし続ける
・→配り終わる頃には分け目が逆になってる
・→ティッシュが止まって見える
→ゾーンに入った後は着ていたTシャツを破いて配っていた
・→公園のトイレを巡回して営業する
→目を見て両手で包むように渡す
ここから、それぞれの主戦場の中から勝ち上がった者同士が集まりしのぎを削る、異文化のぶつかり合いのスタートです。
正直、周りの人がどんな手を繰り出してくるのかもわからない。…いやまあ見知った名前の方も多いんでそこまでではないんですが、とにかくこのメンツの中でどうやって目立っていくか。
突き詰めて考えたとき、けっきょく自分の得意な答えを出していくしかないんだよな。そう思い至りました。
何かと言うと、自分が大喜利プラスでやってるようなボケ。
「短く言い切る」とかいうフォーマットの話ではなく、どういうタイプのボケをしたときに自分がウケてたか、それを思い出す感じで。
ちょっと秘訣をバラす感じになりますが、ある事柄を別の状況にたとえてその別の状況の“あるある”を答えにし、実際の事柄と組み合わせたときに「あれ、それ確かにあるあるだけどこの話と関係なくね?」っていう違和感で落とすパターンが1つの持ち型なんですね。私。
このボケがまさにそのパターン。なぞえらた状況は漫画とかでよくあるコンテストの場面です。
具体的なシーンが思い浮かんでるわけじゃないんですが、料理漫画とかでありそうじゃないですか。はじめの合図で周りのライバルが一斉に仕込みを始めたのに、一人だけただ黙って食材を見つめていて、残り10分から驚異的なスピードで仕上げちゃう謎のライバル的な。あれです。
実はこれ嫁ジャッジ的にはサッパリだったんですが(シチュエーションが共有できなかった)、自分としてはかなり手ごたえがあったので投稿、綺麗にはまってくれました。
なお、1位のエコノミーさんの回答も、タイプは違うけど外しに行っているイメージがよく似ているなと思っていて。「なるほどこういう方向性でいけるのか」と、勉強にもなりました。
本戦リーグ( グループD)第2試合
http://general.mods.jp/cgi-bin/fes2019/vote.cgi?no=55
お題
やべぇぞこの双子、○○○やがる!!
回答
やべぇぞこの双子、向かい合うと花瓶に見えてきやがる!!
結果:4位/18人(得票率1.10)
回答候補
→もういいって言うまで殴り続け
→汗の通り道まで似せてき
→汗の流れる道まで同じで
・→冷や汗の道まで似せてき
→すっかり影武者の設定のこと忘れて
→ジャニーズみたいに交互にAメロ歌い
→すっかり影武者設定のこと忘れて仲良くチキン分け合って
・→本人が出てきて影武者の方にダメ出しして
→ペラッペラになるまでスイカかじって
→ピンでも売れる気でい
→俺たちを挟んでいつも点対称の位置にい
→角度によっては3人に見え
→廊下の両端にい
・→向かい合うと花瓶が見えてき
・→向かい合うと花瓶にも見えてき
○→向かい合うと花瓶に見えてき
フェスの投稿期間は1週間ですが、これは3日目くらいに「もうモチーフはこれしかない」って確信を得た覚えがあります。
着想の元になってるは「廊下の両端」ていうボケで、それ自体は全然面白くもなんともないんですが「双子を図形として扱う」っていうアイデアの種になってます。些細なアイデア捨てずに考えるの大事。
あとはどれだけこの花瓶…というか「ルビンの壺」って言うらしいんですが。今回知りました。ともあれ、みんながそれをどれだけ知っていて、どれだけこの回答で思い浮かべることができるか。その一点だけでした。
こういう時こそ力を発揮するのが嫁ジャッジ。一般人である妻にも「これはわかる」とのことだったので、迷いませんでしたね。
おかげさまで結果も伴い、2問終了した時点でグループDの首位に。戦前は予想もしていなかった躍進を遂げている俺。
本戦リーグ( グループD)第3試合
http://general.mods.jp/cgi-bin/fes2019/vote.cgi?no=67
お題
画像で一言
回答
「もっとでっかいメガネ」って何だよ。ログインボーナスかよ
結果:15位/17人(得票率0.34)
回答候補
→丸という概念だけで興奮してくるな。歳かな
・→丸という概念だけで興奮できてしまうな。歳かな
・→丸いというだけで興奮できてしまうな。歳かな
→罠だとわかっていても拾ってしまうな。歳かな
→俺を何だと思ってるんだ。探偵だぞ
→大事ならでっかく書けよ原材料
→美味すぎるよシェフ。美味すぎるんだ。どういうことだよ
○→「もっとでっかいメガネ」って何だよ。ログインボーナスかよ
→お相手が♂と交換してくれたらカップル成立
→もしかして単独では役に立たないパーツなのでは
→激よわだけど愛着のある初期装備、素材にするべきか
→これが残ったということは激よわ本棚なのでは
→ランクル1台分にしては安すぎると思ったんだよな
→スマホじゃないなこれ
→ランクル1台分にしては妙に安いとは思ったんだよな。にしてもこれ何だ
→ランクル1台分にしては妙に安いとは思ったんだよな。とりあえず低評価っと
・→メガネって何の略なんだろうな
くどいですが、画像お題は苦手です。
ていうか、苦手意識なんでしょうかね。発想がどうこうというより最終的な回答のチョイスで無難に無難にまとめようとして、結果的にスベってる気もします。
他の回答でいっていたら…たとえば真っ先に思いついた「丸いだけで興奮」で勝負してたらどうだったかなーとか。ランクルネタはまとまらなかったんで捨てましたが(オークション詐欺のイメージ)、なんかいい方法なかったかなーとか。皆さんに是非ご意見お伺いしたいところです。
ちなみにこの回は嫁ジャッジを仰いでません。仰ぐに値する回答が出なかった。いやもう最悪じゃん。
ちなみにこの回答、スマホのソシャゲとかでありがちな、画像は同じなのに枠がレインボーなだけでスーパーレアってことになってて、名前も何かもうちょっと工夫できないのかなって突っ込みたくなるよなアイテムのイメージで書きました。
たぶん伝わってても面白くなかったんだろうな。うん。
以上の結果をもって、3戦目の画像お題でスベったものの、2戦目までの貯金が生きて、全体としては3位。19人→7人という狭き門を突破することができました。
ここまで来ると、けっこう自信を得はじめてます。
具体的には、自分の得意な型からでもウケる答えは出せる、プラスで培ったものがフェスでも通用するということ。無理して奇をてらいに行かなくていいっていうのは、僕みたいなタイプにはかなりの福音でしたね。
こうして舞台はノックアウト方式の決勝トーナメントへ。マジか凄いな俺。そしてそこから先は、次のエントリーで。
「主戦場対抗大喜利フェス2019」没ボケ全部晒す(その1)
はいどうも、たこかいなです。
主戦場対抗大喜利フェス2019、準決勝敗退しました!!!!!!!!
正直ちょっとね、燃え尽きてます今。ここまで来られるとは自分でも思ってませんでした。勝ち進むうちに主戦場が閉鎖されるという予想だにしない事態にも見舞われつつ、よく頑張ったなと自分をほめたい。
反面、ここまで来たらやっぱり決勝戦の舞台に立ちたかったなーという気持ちも強いですね。
なんていうか、ニューヨークを目前にしてワシントンDCで敗退し、ちょっとだけ満足感に浸りながらリンカーン像の前で罰ゲームの盆踊り踊らされてる気分です。はいこのネタわかる人昭和確定。
これまでずっと大喜利フェスのボケをツイートとかで振り返るのは控えてました。
特に決勝トーナメントに入ってからは意識的に、ゲン担ぎみたいな感じで。
大喜利フェスで勝ち残ってるうちは、他の大喜利もやや脇に置いて入れ込んでる感じだったのですが、そんな気持ちに自分でひと区切りつけるためにも、これまでの没ボケ全部晒すことにします。
自分の思考メモからのまんまコピペなので、推敲した都合でめっちゃ似た回答がズラズラ並んでたりしますが、ご容赦ください。
いつも長いエントリーばっかりなので、今回は反省を踏まえて3回に分けます。
なお、よければ「このボツ回答良かった」など教えてもらえると今後の参考にとってもなるので嬉しいです。
回答候補についてる記号の意味はこんな感じ。
- 「→」から始まるのが1つの回答候補です。
ついてない行は、前の行から改行されたひと続きの回答です。 - 「・」打ってあるのが自分としての有力候補
- 「○」が最終的に採用した作品
- 「△」は一度採用、投稿したけど上書きした作品
予選リーグ(大喜利プラスB)第1試合
http://general.mods.jp/cgi-bin/fes2019/vote.cgi?no=5
お題
柔道の試合で投げ技が決まったものの、一本か技有りかで悩んでテンパった審判が
審判「ん、ん~...ぁぁ...○○○!!」
回答
審判「ん、ん~...ぁぁ...こんな時エリカちゃんなら何でも決めてくれたなあ!!」
結果:13位/27人(得票率0.61)
回答候補
→音はよかった!俺絶対音感あるし
→結果は郵送でお知らせしますんで
→もう一回見せて
→オーディエンス使います
→こんな時かあちゃんが近くにいてくれたら
→月が近い
・→満月!窓んとこすごい満月
→うわキモ!窓すごい満月
→天井にバレーボール挟まってる
・→天井にバレーボールびっしりキモイ
・→うわキモ!天井にバレーボールびっしり
○→こんな時エリカちゃんなら何でも決めてくれたなあ
→いい!みんなめっちゃ俺見てる
・→いい!もっと俺を見て
→いや悪くはないんだけどさ。もっとこう、何かあるじゃん
まずは本選進出に向けて、同じ主戦場である大喜利プラスの仲間との「蟲毒」モード。
周りのメンツを見てもかなり厳しい戦いだと思いつつ、当然そこで力を示さなければ代表を名乗ることなどできないわけで、気を引き締めてかかりました。
結果、順位としては無難なスタート。
きまぐれ師匠がフェス開幕前のキャスで「上位2/3に入るボケを3回そろえれば勝ち抜けるのではないか」と話していたのですが、まずはそこから外れずに行けたかなと。
その一方で、4点もまあまあもらえたし、ドリルライナー先生からツッコミもらえたし(その割には2点なんだなお前)、上々の滑り出しかな。ほんの少しだけ自信を得ました。
予選リーグ(大喜利プラスB)第2試合
http://general.mods.jp/cgi-bin/fes2019/vote.cgi?no=17
お題
画像で一言
回答
わらしべ長者 バッドエンド
結果:20位/23人(得票率0.42)
回答候補
→吸うのよ!松居シートは優秀だから画像でも吸うの!
→猛り狂えリトマス試験紙!私の心は真っ赤な酸性なのよ!
→ほーら赤くなってきた。やっぱり酸性じゃない!
→これが最後のおこづかいよ!私の分まで有意義な老後を過ごさなかったら許さないんだから!
→お弁当は、お弁当は家に忘れてきたの!でも急いで追いかけてきたの!あたし頑張ったのおおぉぉぉぉぉぉぉぉぉ
→お弁当は、お弁当は家に忘れてきたの!でも頑張ったのあだし!ほどんど寝でないじカマボコぼ切っだの!その気ぼぢ受げ取っで午後ぼ頑張っで欲じいのおおぉぉぉぉぉ!!
→お弁当は、お弁当は家に忘れてきたの!でも頑張ったのあだし!ほどんど寝でないじカマボコぼ切っだのおおぉぉぉぉぉ
→お弁当は、お弁当は家に忘れてきたの!でも嘘じゃないの本当に作っだの!嫌いな早起ぎじだじカマボコぼ切っだの!!あだじ頑張っだどぅおおぉぉぉぉぉ
・→お弁当は、お弁当は忘れてきたけど!でも届けたくて走ったの!頑張ったのあだじ!ほどんど寝でないじカマボコ切っだのおおぉぉぉぉぉ
○→わらしべ長者 バッドエンド
→このままでは終わらせないわ!酒の一滴は血の一滴なのよ!
→何があっても今日は嬉しい一日
だって100万人目のお客様だから
→あたしのライフの多さをなめるんじゃないわよ
・→確実に膝やったしセリフ全部飛んだけどカットかかるまで唸り続けるの私女優だから
→ターンエンドって何なのよ!話はまだ終わってないのよ
画像お題、苦手です。「ボケて」出身なのに。
まあボケてでの記録を見直しても、一番★をもらった上位のボケは穴埋めだったり画像に文字を書いた文章お題だったりするので、お察しです。
しかもこのお題、実は僕の出題なんですよね。辻喜利用に、とジェネラルさんに送ったの。自分自身に苦しめられる俺。
かなり「お弁当届けに来たのにお弁当忘れた」ネタで押そうと試行錯誤していたのがメモから見て取れますね。でも上手くまとまらなかった。
それで無難な回答を選んだ…つもりで、やらかしました。いま見直すとかなり大喜利プラスっぽい回答ですよね。迷ったら主戦場の発想に帰るのは悪いことではないんでしょうが、結果が伴うとは限りません。
そんなわけで2戦目で「きまぐれの教え」を踏み外して一転ピンチに。3戦目の挽回が求められます。
予選リーグ(大喜利プラスB)第3試合
http://general.mods.jp/cgi-bin/fes2019/vote.cgi?no=29
お題
キーパーを2人でやっていいサッカーがあったらこんな事が起こる
回答
最後にシュートが来て左右に跳ぶボラギノールのCM
結果:5位/23人(得票率0.91)
回答候補
※ありそうなこと(想像系あるある)
→それぞれ好きな色のユニフォーム着るからチームの一体感が減る
→「近くにいると動きづらい」と若いほうがベンチ前を守らされる
・→最後のバッターに代打みたいな枠として使われる
→PK戦間際に変顔要員を投入する
・→左右対称なゴールパフォーマンスの幅が広がる
・→目を見合わせてから飛ぶ奇跡の1枚が拡散されてBLがはかどる
→PK戦がマカンコウサッポウっぽくなる
→背番号2が哀しみの象徴になる
→地面を叩いて悔しがるのを担当したデビュー戦
・→いじめられっ子の筆箱みたいなキャッチボール
※投げやり感
→じゃあフォワードも15人でいいよとなって親以外誰も得しない地獄が出来上がる
・→7人目くらいの審判に「ハンド」って言われてルールをみんなで確認する
※ペア?
→男が女を持ち上げて高いボールを防ぐ
→新人が先輩の技を盗むために同じ跳び方をする
・→後ろの新人が先輩の飛び方を必死で盗もうとしてる
・→肉まんとあんまんの着ぐるみで構えるCM
【↑このくらいサッカーと関係ないやつがほしい】
・→静止画で左右にジャンプするボラギノールのCM
・→最後にシュートが来て横っ跳びするボラギノールのCM
○→最後にシュートが来て左右に跳ぶボラギノールのCM
回答のタイプを分類しながら考えた過程が見えますね。必死だったんだな。
ただ、その甲斐あってか上位に食い込み、3問通じて27人中13位。ギリギリ逆転で本選進出できました。
確かこの回から、回答の最終決定前に「嫁ジャッジ」を導入した気がします。
いちおう自分の中で「ボラギノールかな~」と思いつつ、かなり毛色の違う回答も出ていて決め手に欠けたため、「これ面白い?」って嫁に聞きました。
彼女は一般人(笑)なのでネット大喜利特有のこじらせた笑いにはあまり反応しません。この回答もイマイチ伝わらなかったようですが、「ボラギノールは面白ワードかも」くらいは言ってたので、まあ腹をくくるしかないかな、と。
ちなみにイコリハイミランさんから「肛門に見立てるな」ってツッコミをいただきましたが、実は自分のイメージはちょっと違っていて…いちど出したボケの意図を説明するのも野暮な話なんですけどね。スイマセン。
キーパー2人が
「僕は外にさっと塗ったよ」
「俺は中にチューッと」
とか静止画で会話してる絵面を思い浮かべながら書いてました。
さて、そんなわけで同じ主戦場仲間との「蟲毒」を何とか制し、お恥ずかしながら…とか思いつつ本選に進出することとなりました。
せめて爪痕だけでも…くらいに思ってたんですが、意外や意外。
というわけで次のエントリーへ続く。
差別をネタに笑いを取りにいくということ
こんにちは、たこかいなです。扱う内容の振れ幅のデカいブログへようこそ。
いちおう大喜利というテーマは保ってはいるのですが。
今回はつい最近ニュースになった、お笑いコンビ「Aマッソ」が大坂なおみの肌の色をネタにしたコントで批判を浴びた件。
ネット大喜利を楽しむ者のはしくれとして、前から気になっていたことと今回のニュースが非常にリンクしたので、これを機に少し真面目に書いてみようかと思った次第です。
このエントリーは、大喜利であったりネタツイであったり、プロではなくても「笑いを世に提供したい」という気持ちで日々創作に励んでる界隈の人を主な読者に想定しています。
そういう我々が、今回のニュースを受けてできることってないだろうか。そんなお話です。
- 多分ご存知でしょうがいちおう今回のニュースの顛末
- 差別をネタにしようと思う心理について
- 誰が差別していいというサインを出すのか
- 「笑いのインフルエンサー」だからこそ考えてほしいこと
- 事前の棚おろしのススメ
- まとめ
- 【おまけ】ヨーロッパの差別事情(狭い自分の観測範囲で)
多分ご存知でしょうがいちおう今回のニュースの顛末
お笑いに興味のある方なら事の顛末はご存知と思うのですが、いちおうヤフーに掲載されたBuzz Feedの記事を貼っときます。もし記事が消えて今後リンク切れしたらごめんなさい。
個人的にはいろいろと釈然としない点もあります。
記者が大坂なおみサイドに「謝罪があったか確認」って何なん?とか。
なんで謝罪文に相手の名前がないの?とか。発言そのものは伏せてもいいと思うんですが、名前も?
何よりここぞとばかりに「センスがない」とか叩きやすい人を叩きたいだけの連中が現れたり、逆に「何でも規制すればいいってもんじゃない」みたいなピントのずれた反論が出てきたりで、相変わらずすげーなツイッターヤフコメって感じです。
今回彼らがやらかしてしまったことはやっぱり擁護のしようがないと個人的に思いますが、ご本人たちが反省して今後に活かせばよいことなので、これ以上ここであーだこうだ言うつもりはありません。
大喜利やネタツイなど、お笑い界と近い立ち位置にいる我々にとっても、これは決して対岸の火事ではないという不安を感じた方もおられたのではないかと思います。
いやホント、どこから炎上が始まるか予想もつかない今日この頃。
タピオカ飲み残しを風刺したアートが、描かれた顔が女性に見えるというだけの理由で女性差別ということになり、作者の意図しない方向に燃え広がっていったのは記憶に新しいところです。
こんなことが繰り返されたらネタを世に出すなんてできない!
「不謹慎狩り」の嵐に屈して、我々は黙るしかないのでしょうか。
そんなことはありません。少しの準備と心構えがあれば、委縮することなく表現活動は続けられる。そう僕は思います。
具体的には?ちょっとその前に、まず「なぜ我々は差別を笑いにしたがるのか」というメカニズムについて自分の考えを述べさせてください。
差別をネタにしようと思う心理について
お笑いコンビ「Aマッソ」について、失礼ながら僕はあまり存じ上げなかったのですが、派生して出てきた情報を見る限り、かなり「尖った笑い」を志向してきたのだなというのが見て取れました。
尖った=攻めた、とも言いますが、要は賛否両論巻き起こるようなきわどいネタで笑いを生み出そうとしている。
手法そのものはわりとお笑いの常套手段で、とっつきやすいぶんライバルも多い。そうなると今度は「どこまで攻めたか」みたいな勇気のレベルが賞賛に繋がります。できる限り崖っぷちギリギリまで行って生還する、チキンレースと似た勝負です。
今回の騒動は、そのチキンレースで本当に崖から落ちてしまったわけですが。
崖を攻めたら崖から落ちるかもしれないなんてことは、死と隣り合わせのF1レースみたいなもんで、素人ができないことを見せてなんぼのプロの宿命ともいえます。その点では大変だなーと同情したりもするんですが、同時にモヤモヤと湧き上がる疑問が一つ。
なんでそっちの崖を攻めちゃったの?
言うまでもありません。そっちを攻めるとみんなが笑うからです。
人種・性別・容姿・格差…差別が笑いに繋がるということは、おそらく普通に暮らしていれば気づくことだと思います。
ご近所や学校・職場の噂話に始まり、ワイドショーや週刊誌のゴシップ記事、そしてお笑い。いろんな場面で人は「見下せる対象」を見つけて笑い、留飲を下げます。これは古今東西どこでも起こる。人類のDNAに刷り込まれてるんじゃないかという気さえします。
その笑いで万人が幸せになれれば言うことなしなのですが、差別には必ず「差別される側」がいて、その人たちは笑いの対象にされることでかなりの確率で傷つきます。
もちろん中には笑うどころかもっとシビアな差別もありました。奴隷として扱われた黒人や、人権を抑圧されてきた女性は、物理的な虐待など壮絶な歴史を経て今があります。時にその歴史の積み重ねが憎悪となり、行きすぎた批判がかえって状況をややこしくすることも多々ありますが、それはまた別の話。
ともあれ、彼らが「大坂なおみの肌の色」をネタにしようと思いついたのは、これまで我々日本人(だけじゃないけど)が、肌の色の違いを笑うネタとしてきたからに他なりません。
時代の流れを見誤ったというか、無知だったというか、その点でAマッソのお二人に非があったことは確かです。だとしても、過去にはそれを当たり前のように笑って疑うこともなかった社会が連綿と続いてきていた。そのことは述べておかないと彼らにとってもフェアじゃないなと思います。
いわば我々の社会に「原罪」があり、それが彼らを炎上に導いてしまったわけです。
誰が差別していいというサインを出すのか
さて、我々のDNAに刷り込まれてる(かもしれない)差別意識。だとして、じゃあ差別の対象、「見下す相手」ってどうやって決めてるの?という問題があります。
多分ですが、生まれつき差別相手が決まってる人っていないと思うんですよ。必ず後天的に、生まれ育ち、社会にもまれる中で、あの人は馬鹿にしていい、嘲笑しても構わない…っていう感覚を養ってるはずなんです。
ちょっとずれるけど、学校のいじめが例としてわかりやすい。
些細なきっかけでいじめのターゲットが決まると、クラス全体に「あいつはいじめていい」という暗黙の了解が広がる。そうすると最初はターゲットのことを何とも思ってなかった連中もいじめに加担したり、あるいは積極的に関わらないまでも遠巻きに冷笑するようになる。
しかも何かのきっかけでターゲットが変わると、今度は一斉に攻撃がその新たなターゲットに向かったりする。
同調圧力なんかは生まれ持ってのものかもしれませんが、こと誰をいじめるかのチョイスはDNAでは説明がつきません。
じゃあどうやって決まってるのか。
得てしてそういうときって、最初に流れを作る人物がクラスにいたりします。それとなくクラスメイトから、あるいは先生からも人望がある感じの立ち位置で、そういう子が「なんか○○ちゃん好きじゃないな」とか一言つぶやいた瞬間、ターゲットがロックオン。
…ドラマの見すぎか?いやいや、人物像がステレオタイプなのはさておき、「いたなーそういう奴」ってうなずいてくれる人も多いのではないでしょうか。
いじめ現場には、いじめ現場の流れを決めるインフルエンサーがいます。
翻って、お笑いと差別のお話。
誰を笑いのネタにするか、決めてるインフルエンサーっているんでしょうか。
まずはなんといっても公共メディアの影響がデカいと僕は思ってます。
思い出してみてください。クラスで笑いを取り人気者になる近道は、テレビに出てた芸人やYoutuberの模倣をすることでした。笑いを取ってる本人はもちろん、それを見て笑ってる側も、「なるほどこれが面白いということか」と学んでいくわけです。
そして、それに匹敵するのがツイッターとかのSNS。そこで面白いとされた事柄はあっという間に拡散され、共通認識として「学習」されていきます。リツイートパワー恐るべし。
Youtubeも含めたSNSと公共メディアとの違いは、素人がオモシロを発信でき、多くの人に影響を与えられること。一般人が自力でインフルエンサーになりうるスターダムシステムと言っても過言ではありません。
僕が参加してる大喜利界隈はSNSに比べれば遥かに影響力は小さいですが、それでもある種の「尖った笑い」を生産する工場として、結果的にSNSだったり素人参加番組だったりにせっせとネタを出荷しています。まれにプロの芸人や表現者も輩出したりしますね。
そういう「オモシロ界への影響力」を持った人たちが、ある属性の人に対する差別をネタに笑いを取りに行ったら、どうでしょう。
それを見て笑った人も、次の「笑わせる側」を狙う人も、「なるほど、この属性の人を笑うのはオモシロなのか」と学習することになりませんか。
元ネタを言った側も、ウケると思ったから差別ネタを扱い、結果的にウケたのでまた使うでしょう。
結果としてオモシロ界における差別ネタの有効性が上書きされ、定着していく。
――なるほど、こうして差別は再生産されていくんだな。僕はそう感じています。
大袈裟に感じますか?そりゃ有名人とくらべれば影響力は微々たるものかもしれません。けど、程度の差こそあれ、我々はそうした連鎖の片棒を担ぎうる立ち位置にいるということに、もっと自覚的でいて良いのではないかと思っています。
「笑いのインフルエンサー」だからこそ考えてほしいこと
ここで強調したいのですが、決して僕は「黙ってるのが吉」と言いたいわけではありません。オモシロを発信する人にはどんどん発信してほしい。
ただその一方で、「面白いと思ったから言っただけで、内容にツッコまれても困る」というスタンスも、それはそれで無責任じゃないの?と思うわけです。
「ネタツイにマジレスはカッコ悪い」というレスポンスはよく見かけますが(実際意図を全く汲み取れてないクソリプは散見しますが)、それはネタツイ王国だけで通用する論理であって、陸続きのマジレス共和国にまで届く大声で叫んでおいて、その論理を振りかざす方が無理があると思うのです。
じゃあどうすればいいのか。
僕は発信者の心構えひとつだと思っています。
もし自分のネタが差別だと批判されたときは、「そんなつもりじゃなかった」と逃げるのではなく、何がそう捉えられたのか考え、自分の中でちゃんと答えを出すこと。そういう心構えです。
無条件に謝るのも違うと思っています。よくある「ご迷惑をおかけしました」っていう誰に謝ってるのかわからないプレスリリースは、それこそプロなら仕事を失わないために必要なのかもしれませんが、我々はそういう立場ではないですよね。
あくまで、思いが至らなかった部分があったかどうか自問して、非があるなと思ったら謝るべきことについてだけ謝ればよいと思います。単なる煽りや便乗など、答える必要もないのにまで反応する必要はない。
大事なのは、今後も同タイプのネタを発信し続けるなら、「定番だから」「思いついちゃったから」みたいな軽いノリではなく、「過去に批判があったけど、自分はこういう理由があって再びネタにします」と信念を心に秘めて発信することではないでしょうか。
同じような批判がまた来るかもしれません。そのとき正当な批判に対して真正面から答える準備ができていれば、むしろそれが拡散されたとき差別に皆が気づき、見直す機会になるかもしれない。
ネガティブに働く可能性のある影響力を持っているわけですから、ポジティブな未来につなげる力を発揮することだって可能なはずなのです。
Aマッソから延焼する形で、金属バットのネタも炎上してます。「彼らは差別という現象そのものを笑いにしている、だからセーフ」という擁護も見かけました。実際そういう意図なんだろうなというのはコントの流れを記事で読んだだけでも伝わってきます。
だからこそ、彼らは批判から逃げてほしくない。
個人的な希望としては「ね?差別って滑稽でしょ?あなたたちは普段こういうことしてないって言えますか?」と問題提起してくれれば、無粋ではあるけど最高にカッコイイ。
そこまでは行かずとも、今回は沈黙を保って皆の解釈に任せ、次のアクションで信念を示すなら、僕は応援したいです。
逆に「そんなつもりじゃなかった」って釈明するようだったら本当にただの最低野郎です。さすがにそんなことないと思うけど。
彼ら芸人ほどじゃないにしても、笑いのネタを提供する我々、特に発信力の強い人ほど、こうした面倒くさい問題から目を背けてやりたいことだけやっていると、いつしか差別に加担している側になってしまいかねない。本気でそう懸念してます。
だから、これを機にみんな一度立ち止まって、「なぜ自分は敢えてそのネタを使うのか?」「本当に使う必要があるのか?」と思いを巡らせてみてはどうでしょう。
それが僕からの提案です。
事前の棚おろしのススメ
こうなると悩んじゃうであろうと思うのが、ネタ提供にスピードが求められる場面で戦う人たち。
僕がよく参加してる大喜利プラスも、わずか3分でボケを完成させないといけない。わずかな時間で常時5つも6つもネタを出せる人ってそうそういないでしょう。最初に思いついたネタをどうにかボケに昇華させるので精いっぱいだったりします。
生大喜利はもっと極限状態で、場の空気も読みながら、数秒で思いついたネタを数多く打っていく。戦略にもよりますが、正直、精査してるヒマもないこともままあります。
そんな中でポリコレ的な判断までやってられるか!という嘆きは大いに理解できます。実際、無理だと思います。
でも「ただの遊び場なんだし、多少の差別くらい大目に見てくれよ」と、自分の発言責任を放棄して、受け手に寛容さを押し付けるのは違うよね、ということはこれまで主張してきたとおりです。
そこで提案その2。
戦いの場に赴く前の段階で、あらかじめ自分の中でこれはOK、これはNGという線引きを整理しておくことです。「頭の中の棚おろし」ですね。
ちょっと意地悪な物言いになりますが、つい差別をネタにしてしまう、あるいはつい差別をネタにしてしまいそうで怖い人は、「不謹慎狩り」という実態のつかめない外敵を憎む前に、「己の準備不足」をこそ真摯に捉えてほしいのです。
NGに線引きしたからといって、NGネタを思いつかないわけじゃありません。
たとえば僕の中では「ブス」はNG側に分類しているのですが、大喜利プラスなんかやってると「あーこのお題はブスネタならウケるだろうなー」という場面はあり、票欲しさに試してみたい誘惑に駆られることもあります。
そこをグッとこらえて呑み込み、別のネタ探しに頭を切り替えるのです。
実をいうと確か2回くらい、実際その誘惑に負けてブスネタ投稿したことあります。すべりました(ぉぃ)。ただ、ウケるウケない以前にそのボケを公表してしまった自分にいたたまれない気持ちになりました。だから、今後はもうやらないと心に決めています。
僕の個人的な話はさておき。
出していいネタ、駄目なネタが自分の中で定まっていれば、 思いついたネタを出すべきかどうかの判断に時間はかかりません。
面白いもので、NGと自分が判断したものに固執せず、すぐ他のことを考えるよう実践していると、NGネタを思いつく頻度って自然と減ってきます。代わりに思いついたものがウケるとは限らないのがつらいところですが、思考回路を鍛えるつもりで是非やってみてください。
日頃からオモシロのために脳を使ってる人なら、差別とか不謹慎とかのベタなネタに頼らずやっていけないはずがありません。
ちなみに、線をどこに引くかについては人それぞれの感性や信条に基づくもので、一概に指針は示せないと思います。
たとえば僕の場合、あからさまに差別対象となっている人種・性別等への揶揄は当然NGなんですが、批判を受け止めて答える覚悟をもって使っていくのは一つの考え方でしょう。僕は好きじゃないですが、その姿勢自体を否定しません。
差別かどうか微妙なジャンルで言えば、僕の中では「デブ」「(ほどほどの)エロ」はOK、「ハゲ」は使い方次第で判断、「ブス」「痴漢」はNGです。
「え?ブス問題ないんじゃない?」と感じる人もいるでしょう。ご本人の中でOKに明確に分類されているなら良いのではないでしょうか。
ただ、そういうあなたも「ブス」と言われて傷つく人がいるという知識は持ったうえでそのネタを投稿しているはずです。もし万が一そのネタで傷ついたという人が現れたら、そのことを真摯に受け止める心構えはしておいてほしい。僕も僕のハゲネタで傷ついたという人が現れたらちゃんと考えます。
そういう秘めた矜持のあるかどうかが、ただの荒らしや嫌がらせと、みずから発信・表現する者との違いなのではないでしょうか。
このようにして皆が脳内仕分けを行い、出すべきでないと思ったネタは呑み込んで出さない。
それを各自が実践し、「ついつい使っちゃったダメなネタ」が表舞台から消えることで、誰もがダメだよねって思うようなネタは自然とオモシロ界から淘汰されていきます。
そうなれば、「そこまで深く考えてない勢」が真似してウケを取ろうとすることもなくなっていくでしょう。むしろ寒いヤツだって空気になればしめたものです。
これからもずっと定期的に今回みたいな暗いニュースが流れ「何だかなー」って気持ちになり続けつつ、私欲のためだけに同じネタを使うのか。
それとも「もっとこんな笑いってあるよね?」って手っ取り早い笑いに頼らないオモシロを提供し、土壌を変えていくことを志向するのか。
これから笑いの界隈のたどる道のりは、案外足を踏み入れた我々一人ひとりにかかっているんだなと。わりと本気で思ってます。
まとめ
- みんなが笑うから、差別をネタにする笑いを取りにいく人がいる
- その差別をネタする笑いが世に出ることで、差別を笑う風潮が再生産される
- 自分に影響力があることを認識し、「なぜそのネタを使うのか」を自問してみてほしい
- OKラインの線引きを前もってしておく準備と、批判を浴びたら真摯に考える心構えをしておくことで、委縮せずに表現活動は続けられる
正直、この内容はずっと前から思ってました。ただ、皆が笑っているだけのタイミングで何の脈絡もなく出せば、無粋なことこの上ない話題です。
黙ってる間にもチラホラ見る差別っぽいボケを見過ごすのもどうかと葛藤しつつも、「書くとしたら界隈に幻滅して離れるときだなー」くらいに思ってました。
そんな折、幸か不幸か今回こうした話題が出てきて、不謹慎狩りに対する懸念なども見かけました。ちょうどいいタイミングかなと思い、長文のブログを書かせていただきました。
賛否両論あるとは思いますが、頭の片隅にでも置いていただけますと幸いです。
ここまでお読みいただいた方、お付き合いいただき本当にありがとうございます。
本来は僕もアホほなこと言ってるほうが好きです。これ書いている間にいくつケータイ大喜利にボケを投稿できたか…
次はアホな世界で皆さんとお会いしましょう。はい。
【おまけ】ヨーロッパの差別事情(狭い自分の観測範囲で)
ツイッターで繋がってる方は一部ご存知かもしれませんが、わたし現在、ヨーロッパ某国の片田舎に住んでいます。
今でこそアジア・アフリカ系含め多様な人種を見かけるのですが、地元の中華料理店の店主に聞いたところ「20年前はアジア人は自分だけ。黒人さえいなかった」というような町です。
来てから1年ほど経過しましたが、普段暮らしてる分には差別を感じる場面はありません。近所の人とは普通に挨拶かわしますし、お店とか行っても基本的にみんな笑顔で親切です。
来てすぐのときは、こっちが言葉を理解できずに聞き返したとき、一瞬「めんどくせ」って顔されることはたまにあったかな。
あと基本みんなおしゃべり好きで、お客と雑談しながらレジ打ちするのなんかも当たり前なんですが、僕をはじめアジア人にはあまり話しかけてきません。これは差別というより、むしろ民族性をよく知ってるってことなのかも。
明確に差別を感じたのは1回だけ。広場で立ち止まってポケモン捕まえてたら、自転車で通り掛かった少年2人組から唾を吐きかけられました。当たりませんでしたけど。ギョッとして見返したら「お前やめろよー」「お前がやったんだろー」みたいにふざけ合って去っていきました。
実害があったわけではありません。ただ、それが年端もいかない少年からだったことがある意味ショックで。「あー、彼らはどこかの大人から『アジア人のおっさんには唾を吐きかけていい』って学んだんだなー」と、差別の温床の根深さに心が寒くなったのを覚えています。
そんなわけで、めっちゃポリコレ先進国な国であっても、誰もが心の底から意識高いわけではありません。むしろそういう闇が根強いからこそ、大声でポリコレを叫びつづけていないと、つい差別がポロっとほころび出てしまうという側面もあるのでしょう。
職場はめっちゃ多国籍軍です。町以上にあらゆる人種がいますし、タトゥー髪染め当たり前、ムスリムもヴィーガンもいます。ついこないだトランスジェンダーをカミングアウトした人もいたな。
そんな環境でいちいち差別や偏見を挟んで物事考えてたら仕事になりません。意識高くなろうと考えるまでもなく、自然と多様性に寛容になるのを実感します。まあ寛容も何も、自分のほうこそマイノリティなわけですけど。
観測範囲ではセクハラ的なものもないですね。社内で付き合ってるカポーは堂々と手つないで帰ったりするし。全体的に表裏のない印象です。
自分で失敗したなと思ったのは自虐ネタ。「俺の汗が醤油臭かったらゴメンな」的なことを言ったら「自分でそれ言っちゃう…?」みたいに若干引かれたことがありまして。
自分自身に向けたものであっても、人種差別に繋がりそうな言説は受け付けないってことなのでしょう。ちょっとやりづれえよ。でもそういうもんなんでしょう。学びました、もうやらない。
おしまい。
大喜利プラス記録スプレッドシートβ版で人柱になってくれる人募集します
こんにちは、たこかいなです。
ボケクエスト3でのチラ裏ブログ以来2度目の登場です。
今回は僕がいつもお世話になってる大喜利プラスに関連して、自分の得票を集計する「大喜利プラススコア管理Googleスプレッドシート」を作ったよ、という記事です。
作ったといってもまだ仮配布のβ版です。実際に使ってもらって不具合とかを直したいので、「我こそは人柱に!」という方に是非使っていただき、フィードバックをお願いできればと思っています。
以下、長いので覚悟してくださいね。
大喜利プラススコア管理スプレッドシートって何?
まず大喜利プラスについて。次々と出される大喜利のお題に3分以内で答え、3分以内で互いのボケに投票。短いサイクルで次々とボケて、各々の得票を競う大喜利サイトです。
大喜利プラスには「段位」や「週間ランキング」など、実力の目安となるいくつかの指標があります。これらは過去の得票を元に算出されるのですが、あまり細かいことまではサイト上で表示されません。
そこで、自分でスコアを記録・集計することによって、これらの指標をわかりやすく確認しよう!というのが、この「大喜利プラススコア管理スプレッドシート」の役割です。
もともとは、大喜利プラスのプレイヤー仲間である進撃さん*1がスコア記録、段位計算の仕組みをExcelシートで組み上げ、公開してくださいました。
それを僕がもらってきて、自分の見たい指標を閲覧する機能をゴニョゴニョと追加したのがこのスプレッドシートとなります。
進撃さんなくしてこのシートが生まれることはありませんでした。改めて感謝します。
できること
- 基本操作は、項目一覧から票数を選ぶだけ。シンプルに票数の記録が行えます。
- 過去500回分の票数を元に段位を判定。次に何票獲得すれば昇段するか、あるいは次に何票獲得しないと降段となるかを表示します。
- 期ごとの集計が行えます。平均得票数およびH得票数が計算できます。
日ごと、さらにAM/PMごとの得票率集計も行っています。 - 「きまぐれメソッド(?)」に基づいた「10ボケごとに集計した票数」が計算できます。100回ごとの集計も行っており、大まかな好不調の波が確認できます。
利用に必要な条件およびおことわり
- 「Googleスプレッドシート」で動作するアプリケーションですので、利用するにはGoogleのアカウントが必要です。
- スマホで操作する場合、Googleスプレッドシートのアプリをインストールする必要があります。以下のリンクからどうぞ。
最終的には、必要であればGoogleアカウントの解説方法なんかも紹介して、できる限り使ってもらえるハードルを下げたいとは思ってますが、現時点ではどこまで詳しく書く必要があるのかもサッパリわからない状況です。
そんなわけで、ひとまずβ版の時点では「Googleアカウント」および「Googleスプレッドシート」が何なのかわかる、あるいは「GoogleスプレッドシートをいじったことはないけどExcelの操作くらいならわかる」といった方に試していただければと思っています。めっちゃ基礎的な操作のサポートはできかねます。
- 毎回の票数を記録するのは各自頑張ってください。大喜利プラスのサイトから自動的にとってくるとかのナイスな機能は用意していません。
特に昇段・降段判定は、漏れや間違いのみならず入力順序が違っても正確に計算できません。習慣づくまではけっこう忘れがちなんですよね。注意。 - 500回分の記録がたまるまでは段位判定は正常機能しません。あくまでスプレッドシート上での集計なので当然なのですが、悪しからず。
使いかた
スプレッドシートを自分の環境にコピーする
私たこかいなのGoogleアカウント上で、「大喜利プラス マイデータ(テンプレート)Ver0.0.1」という名前でシートを共有しています。
大喜利プラス マイデータ(テンプレート)Ver0.0.1 - Google スプレッドシート
編集はできないようにしてあるので、各自のGoogleアカウント(Googleドライブ)にコピーして使ってもらうことになります。
なお、実はこの「自分の環境にコピーする」手順がいちばんテストが行えてない手順です。できた!と思っても自分の手元の特殊な環境で辛うじて動いてただけだった…みたいな話はあるあるなので、今回も何かいきなり皆さんの手元で躓くポイントがあったとしてもご了承ください。そこも含めての人柱ということで…
そんなわけで、使い始める際には是非私まで一声お声かけください。そして、何か問題があったら勿論のこと、「上手くいったよ!」というご報告もめっちゃ役立つので、是非ご報告いただければと思います。
以下、Android端末での画面です。iPhone版などで違うところがあったら教えてください。
- 上記「大喜利プラス マイデータ(テンプレート)Ver0.0.1」のリンクを開きます。Googleスプレッドシートがインストールされている端末ならば、アプリが自動的に立ち上がるはずです。
- ただし、この状態では編集できません。たこかいなの所有しているマスターデータで、他の人には編集権限がないためです。
ためしにスプレッドシート上のセルを適当に選択してみてください。画面下の入力欄のところに「表示専用」と書かれていて、入力を受け付けてくれないはずです。
自分のアカウントにスプレッドシートのコピーを作成するには、画面右上の「3つの点」(メニューの表示)をタップしてください。 -
開いたメニューの中から「共有とエクスポート」を選択します。
-
さらにサブメニューの中から「コピーの作成」を選んでください。
- しばらくするとコピーが完了し、編集できるあなた専用のスプレッドシートが出来上がります。
ためしに適当なセルを選択してみてください。下図のように、入力を受け付けてくれそうな表示になっていれば、コピー成功です。
票数の入力
さて、自分だけの記録をする準備ができました。さっそく票数を記録してみましょう*2。
以下、Android端末での画面です。iPhone版などで違うところがあったら教えてください。
- メインの「Records」シート上の左上の方に、オレンジ色で右端に▼がついてるセルがあります。すぐ上に「↓項目を選んで記録」と書いてあります。このオレンジのセルが、票数入力用の特別なセルです。
このオレンジのセルをタップし、続いて画面下端の入力欄(白いとこ)をタップしてください。 - 入力項目の選択肢一覧が表示されるので、記録する票数を選択してください。
【注※】スプレッドシート起動直後は、なぜかこの選択肢が1発で表示されず、普通の入力欄みたいになることがあるみたいです。選択肢が出てこない場合、いったん別のセルをタップして、もう一度 1. の手順を繰り返してみてください。 - 選択すると、オレンジ色のセルに選択した項目が反映されます。
今回の例では「1票」を選んでみました。
この状態のまましばらく待ってください。 - だいたい数秒で、左側の記録部分の一番上に票数と時間帯(変わる場合だけ)が反映され、過去の記録が下にスライドします。
そしてオレンジ色のセルが再び空欄になります。こうなったら反映完了です。
画面左上のチェックマークでデータを確定してください。
なお、票数入力の選択肢は「0票」~「15票」までしか用意してません。
もっと大きな得票をした場合は、とりあえず適当な票数を選択して上記の 1.~4. を行い、記録領域の一番上のセルを手入力で修正してください。
トップ・大ボケ・神ボケを記録する
入力用の項目一覧に、以下のような項目が用意されています。
- ノーマル
- トップ
- 大ボケ
- 神ボケ
これらを選択すると、最新の票数記録の文字の色が変わります。必ず先に票数を記録し、その後に色を変えるようにしてください。これも入力用のセルが空欄になれば完了です。
ノーマル=黒、トップ=オレンジ、大ボケ=赤、神ボケ=紫です。あくまで見た目の問題で、特に色を付けたら何か集計されるとかはありません。
記録を元に戻す
入力ミスをしたり、間違えて2度登録してしまった場合などは、「1個巻き戻す」を選ぶと、最新のデータが消え、古いデータが1個ずつ上に戻されます。
連続して「1個巻き戻す」を選べばどんどん古いのがせり上がってきますが、一番古いデータ(1000回前)は消えてしまっているのでご了承ください。
なお、この方法でやり直せるのは最新データだけです。途中をいじりたい場合は後で説明します。
各シートについて
- 記録・段位判定シート
- 期ごと集計シート
- 10ボケごと集計シート
各シートは全体的にPCで見ることを意識して作っているため、スマホ画面には収まりません。
スクロールして情報確認することになりますが、ご了承ください。
記録・段位判定シート
「Records」というシートが記録・段位判定シートです。
このシートは大部分が進撃さん謹製のExcelシートから受け継いだものですが、ちょっと機能追加しています。
①入力用セル…「票数の入力」で説明した通り、このセルで項目を選択し、票数を入力することで記録が反映されていきます。
②入力用ボタン(PC専用)…入力用セルと機能は同じです。各ボタンを押すと記録が反映されます。ただスマホではうまく動作しません。(入力用セルを作ったのでもう不要かもしれない…)
③票数記録…左から2番目の列が票数の記録です。一番上が最新で、古い記録は下にスライドされていきます。過去500回分+余分にもう500回分の記録を残しています。
数字に「トップ(オレンジ)」「大ボケ(赤)」「神ボケ(紫)」の色をつけることもできます。
④日付・時間帯記録…その票数を獲得した日、およびAM/PMを自動記録します。期ごとの集計で使用しています。
あくまでスプレッドシートで記録した日時なので、後から記録した場合などは実際の大喜利が開催された日時と一致しません。訂正したい場合は手入力でお願いします。
⑤得票回数…過去500回分で特定の票数を何回獲得したか、回数を集計しています。
⑥得票回数分布グラフ…⑤の集計を円グラフで表示したものです。
⑦過去100回分の票数推移…直近100回分の票数を折れ線グラフで表示したものです。右端が最新、左端が100回前です。
⑧得票合計・平均、現在の段位…過去500回分のボケの票数合計および平均、そしてそこから導き出される現在の段位を表示しています。
⑨昇格・降格の条件…次のボケで何票獲得したら昇段できるか、および何票以上獲得しないと降段してしまうかを表示しています。
昇段は常に可能性があるのですが(あり得ない票数なのはともかくとして)、降段は絶対しないケースもあります。降段する可能性のない場合は「-」と表示されます。
⑩今後の流出票数…今後の10ボケで「過去500回から流出する」票数を表示しています。要は491回~500回前の得票数です。昔の自分との勝負にご利用ください。
期ごと集計シート
「WeeklyResult」というシートが期ごと集計シートです。
大喜利プラスの第○○期、すなわち月曜0:00~日曜23:59までの間の記録を抽出し、期間の得票率やH得票率を表示しています。集計が残っている限り過去にさかのぼって情報を見ることもできます。
基本的に見る専門のシートになりますが、「期の番号」のとこだけは編集OKです。
①集計する期の番号…集計対象とする期の番号を入力します。入力用セルで「今期データへ」を選択することで自動計算されますが、手入力で過去の集計を見ることもできます。(※集計シートに記録が残ってる場合に限ります)
このシートで唯一の入力対象となるセルです。他のセルは全部自動計算なので、いじらないでください。
②期の開始・終了日…①のセルに入力した期の開始日、終了日が表示されます。
③スプレッドシート更新時刻…得票の記録を最後に設定した日・時間帯(AM/PM)を表示しています。あんまり深い意味はありません。
④日・時間帯別得票…期中の各曜日・時間帯(AM/PM)別にボケ数・得票数を集計し、平均を算出しています。
平均値によってセルの色が変わります。
- 2.0未満…青
- 2.0~2.5…緑
- 2.5~3.0…黄色
- 3.0以上…赤
⑤期の集計…1週間の集計を表示します。セルの色は日・時間帯別と同じです。
現在のランキングで使用されるH得票率に加え、過去のランキングで使用されていた期全体の平均得票率、さらにAM/PMごとの得票率も計算しています*4。
⑥H得票率計算用…H得票率を自動計算するためのセルです。期間内の得票率の上位40個を表示しています。
なお、詳しい方はお気づきかと思いますが、このシートは一部非表示にしてある行・列があります。集計上必要なセルなので削除はしないでください。
10ボケごと集計シート
「10Blocks」というシートが、10ボケごとに合計を集計する、いわゆる「きまぐれメソッド」のシートです。このシートも見る専門のシートです。
過去500回分まで10ボケ単位での小計を計算、グラフで表示します。また100ボケ単位での得票合計推移もグラフ化しています。
①100ボケ単位の表示…100ボケ単位で合計を出しているので、データは100個ずつの塊になっています。その表示です。
②10ボケ単位で並べ替えた過去得票数…集計シートから、10ボケを1列として得票数を並べ替えたものです。
一番上が最新で、下に行くにしたがって古いデータになってる点にご注意ください。メモ帳で記録する際には上から下へ進むについれて最新になるのが普通だと思いますが、逆になっています。
③10ボケごと集計…左1列分の合計です。当然これも上が最新、下に行くにしたがって古いデータとなります。過去のデータはスライドしていくため、この集計も変動していくことにご注意ください。
④10ボケごとグラフ…③を100ボケ単位で棒グラフ化したものです。グラフの縮尺は自動計算されるため、違う100ボケ分と長さをくらべても意味ないです。あくまでお100ボケ単位の中で浮き沈みをご確認ください。
⑤100ボケごと集計…この100ボケ単位の合計です。
⑥100ボケごと記録…100ボケごとの集計を並べて記載したものです。
⑦100ボケごと推移グラフ…100ボケ単位で得票総計の推移を折れ線グラフ化したものです。左が新しく、右が古いデータです。大まかな浮き沈みの傾向を把握できます。
⑧管理用…500ボケの総計を「チェックサム」として計算してます。これが記録・段位判定シートの合計と一致してなければ何かバグってます。
こんなときはどうするか
記録し忘れた!途中に票数を挿入したい
うっかり記録を忘れた回があったりして、最新ではない下の方のデータを修正したいことも出てくるかと思います。
これに対応する機能は用意してないので、基本的にはスプレッドシートの機能そのものを使ってコピペで対応することになります。
ただ、1つだけ気をつける必要があるのが、普通のコピペは使わないでください。
実はこのスプレッドシートには「名前付き範囲」が多数設定されており、この名前付き範囲を使って計算している処理がたくさんあります。普通のコピペをすると、この名前付き範囲が示すセル範囲が変わってしまい、計算が合わなくなってしまうことがあるのです。
こんな手順で対応できるので、参考にしてください。
- いったん記録や日付の欄を、スプレッドシートのどこか余白にコピペする。
記録・段位判定シートの右のほうの何もない辺りが便利だと思います。 - 手編集やら入力用セルの操作やらを使って、下の方のセルの値を整える。
くどいですがこの過程でコピペは使わないでください。 - 余白にとっておいたセルをコピーし、記録や日付の欄に反映させる。
この際に単純な「ペースト」ではなく、かならず「特殊貼り付け」を使ってください。
「値のみ張り付け」を選べば、数字だけが反映されます。さらにトップや大ボケなどの文字色を反映するには、もう1回「特殊貼りつけ」から「書式のみ貼り付け」を選択すれば反映されます。 - 修正が終わったら、余白に保存してあったコピペ部分を削除…といいたいところですが、しばらく放置するのをお勧めします。
慣れないうちは直し方を誤ることもあるでしょう。後から気づいたときに取り返しがつきますので。
今後について
正直、まだ動作不具合とか残ってると思ってます。β版ですので。
いちおう自分が使ってきているシートではありますが、今回公開するにあたって作り直した箇所もあり、えてしてそういった場所にバグが入ったりするものです。
とりあえず「多少不具合あっても泣かないから使ってみたい!」という人柱属性の方に使っていただき、フィードバックにご協力いただければと思っています。不具合や、機能に関する要望など。
要望はそんなに応えられないと思ってますが、意見が多ければ考慮します(期待はしないでね)、くらいに捉えてください。
あとは悩んでるのが、正式公開も含めたバージョンアップの方法なんですが…
Googleスプレッドシートってバージョンアップ版を配布するような仕組みあるんでしょうか。正直そこんとこあまり詳しくないので…
まあ最悪でも、毎回新しいスプレッドシートを各自コピーしてもらい、記録データはコピペ(特殊貼り付けで!)で移し替えてもらう、ということは可能なのですが。
Googleスプレッドシートのアプリケーションのバージョン管理に詳しい方がもしおられましたら、いい方法を教えていただけますと幸いです。
【参考】気になる人のためにちょっとだけ仕組みの話
この管理シートは、Googleスプレッドシートの持ついろんな機能を駆使して実装されています。ザックリ言えばこんな感じです。
いわゆるExcel関数
スコアの集計や平均を出すような、あるセルの値が変わると結果も変わる…程度の計算はだいたいこの方式でやってます。
唯一、GoogleスプレッドシートにはあるけどExcelにはない関数が「SORTN」関数を使ってるのがH得票率の集計欄です。
名前付き範囲
票数や日付の記録範囲をはじめ、入力セルなどはほぼ全部「名前付き範囲」で管理されています。Googleスクリプトで名前を使ってセル範囲を取り出し、各種処理を行っています。
なんで?って言うと、そうしといた方がセルのレイアウト変更したいときとかに直す箇所が少なくて済むんですよね。ちょっとした生活の知恵です。
シートに設定されている名前付き範囲は、メニューから「データ>名前付き範囲」を選べば閲覧できます。ただし見るだけにしてくださいね。範囲設定や、名前付き範囲の名前が変わると、シートの機能が壊れてしまいます。
条件付き書式
条件付き書式は、期ごと集計シートでセルの色を得票率で変えるのに使ってます。
具体的にはそのセルを選んだ状態でメニューから「表示形式>条件付き書式」で閲覧できます(※PC版だけ)。3.0より大きい数字にしたい!とかカスタマイズしたい方はどうぞ。実際H得票率は3.0で頭打ちにしたらほとんど意味ない気はしている。
データの入力規則
データの入力規則を設定しているのは、入力用のセルだけです。
セルを選んでメニューから「データ>データの入力規則」を見ていただければわかるのですが、選択肢を名前付き範囲で規定することで、一覧から選択するようなインタフェースにしています。
ちなみに項目一覧は非表示にしてある「Menu」というシートに書いてあります。
Googleスクリプト
票数の記録や文字の色変えといった入力処理、期や日付の計算といった処理は、ほぼ全部Googleスクリプトに頼っています。
JavaScriptみたいな形式のプログラミング言語で、Googleスプレッドシートをはじめとした各種クラウドサービスの処理を行うことができます。
このGoogleスクリプト、正直ちょっと気になる人もいるのではないかと思ってます。Excelに埋め込める「VBAマクロ」なんかと同じで、その気になればウイルス的なこともできちゃう代物なんで…。
ていうか、本当はGoogleのクラウドデータを編集するような機能を呼び出すプログラムなら、最初に「本当にいいですか?」と許可を求められるはずなんですよね。
実際、入力用ボタンを押して記録しようとすると、本当にこのプログラムに実行許可を与えるか確認されます。こんな感じで。
ところが、入力用セルで値を選択したときはこの確認が出ず、いきなり機能が実行されるのです。正直なんでなのかよくわかってません。これもいずれ解決したい(ちゃんと許可を求めるようにしたい)ので詳しい方おられたら教えてください。
ともあれ現時点では、ぶっちゃけそんな怪しいことしてない!ということは、ひとまず私を信用してもらうしかないかなあと思ってます。ただし僕の手元からのコピーではなく二次配布されているものがあったりしたら、スクリプトが改変されてる可能性もあるわけで、正直僕の管理範囲を超えてしまいます。必ず一次ソースである上記リンクからコピーするようにしてください。
なお、Googleスクリプトはスプレッドシートに埋め込まれており、メニューから「ツール>スクリプトエディタ」を選べば閲覧できます(※PC版だけ)ので、プログラムがわかるorわかる知り合いがいる人は、それを見てもらうのもアリかもしれません。
いろいろ書きましたが
…なんか歯切れの悪い物言いが多くなってしまいました。
まあこの手のモノを作って配る人は心配しすぎるくらいでちょうどいいと思ってるので、そんなもんだと思ってください(笑)
ともあれ、コツコツ記録をつけることが苦にならない人なら、楽しく使ってもらえること請け合いです。実際長いこと使ってる僕自身が保証します!
皆さんも是非、快適に一喜一憂できる大喜利プラスライフを。
*1:差し支えなければTwitterアカウントを記事中にご紹介したい…。ご本人からのご連絡お待ちしております
*2:いちおう入力方法は3種類あるんですが、スマホからできる方法が1個しかないのでその説明だけします。いずれ他の2つは消しちゃうかも
*3:本当は4枚です。非表示にしてる「メニュー項目一覧」シートがあります
*4:AM/PMなどという謎の欄は、時間帯によって取れる票が変わる様子を集計したかったのがきっかけで作りました。もともとは昼/夜の分類で、かつ手入力で適当に運用していたのですが、配布に際して自動計算に向いてるAM/PMに変えてしまいました。てなわけであまり意味のある集計ではないかも…何かいいアイデアください。